10代から10年付き合って、結婚した私たち。
10年も一緒にいれば、もちろん喧嘩もありました。
とはいえ、ふたりともヒステリーを起こすタイプではないので、いわゆる「大喧嘩」はそんなに多くなかったと思います。
数えてみたら……3回くらい?
少ない? それとも、普通なのかな。
大好きな人と心が通じ合っているときと、喧嘩をしているときの落差って、すごいですよね~!
さっきまであんなに仲良くしていたのに、なんでこんなことになったの?
喧嘩って、心のジェットコースターみたいです。
だから私たちは、喧嘩になってしまったときに「別れない」ためのことと、そもそも喧嘩を大きくしないためのことを、なんとなく大切にしてきました。
今日は、そんな私たちの「喧嘩のルール」を4つ。
どれも特別なことではありませんが、もし今、大切な人との関係に悩んでいる方がいたら、何かひとつでも参考になればうれしいです。

① 言ってはいけないことは、言わない
結局、これに尽きる気がします。
禁句は言わない。
喧嘩中って、ちょっと「悪魔」が降りてきませんか。
普段だったら絶対に言わないようなことを、なぜか言いたくなる。
しかも、そのときの悪魔は妙に頭がいい。
「それ言われたら、一番傷つくと思うよ」
なんて、わざわざ相手の弱いところを探してくる。
たとえば、
「前から○○って思ってた」
容姿のことを馬鹿にする。
「○○さんのほうが優しい。彼氏だったらよかったのに」
と、誰かと比較する。
「全然結果出せてないじゃん」
「そんなに稼いでないよね」
と、相手の能力を見下す。
こういう言葉って、喧嘩が終わったあとも残ります。
その場では言い返して、仲直りできたとしても、言われた側の心から完全に消えるとは限りません。
だから、感情が大きくなってきたときほど、
「これは言っちゃダメだ」
と理性が囁いたら、いったん止まる。
5秒!!
「そこまで言うほどの喧嘩かな?」
「それを言って、私は本当にすっきりする?」
「言われた相手の傷ついた顔を見て、うれしい?」
そんなふうに、少しだけ時間をあける。
そして、自分に言い聞かせます。
「言ってはいけないことは、言わない。」
喧嘩に勝つことより、ずっと大切なことだと思っています。

② 「キャンセルする」「別れる」など、脅し文句にしない
これも①と少し似ています。
「じゃあ、もう旅行行かない」
「予約してたけどキャンセルする」
「じゃあ別れる」
結婚してからなら、
「じゃあ離婚する」
……など。
喧嘩の勢いで、相手を動かそうとするために大きな言葉を出してしまうことってあると思います。
でも、「別れる」という言葉を一度口にすると、その言葉だけが相手の心に残ってしまうことがあります。
本当に別れたいわけではないのに、
「別れる!」
と言ってしまう。
それなら、
「今日は一回帰ろう」
のほうが、ずっといい。
これは私たちの中でかなり大事な考え方です。
喧嘩がヒートアップして、もう何を言っても余計なことを言いそう。
そんなときは、一度その場を離れる。
「今日はここまでにしよう」
と、いったん距離を置く。
別れないために、一度離れる。
なんだか不思議ですが、私はこれくらいの逃げ道があってもいいと思っています。
③ 「もういい」で、完全に諦めない
喧嘩をしていると、
「もういい」
「別に」
「話すことない」
「好きにすれば」
……と、すん、と心を閉じたくなることもありますよね。
完全シャットダウンモード。
私も、気持ちをうまく言葉にできなくなって、何も話したくなくなることがあります。
でも、こちらが閉じてしまうと、相手はどうしたらいいのか分からなくなります。
「何を言ってもダメなのかな」
「もう話し合う気はないのかな」
と、余計に距離ができてしまうことも。
もちろん、すぐに話せないときは無理に話さなくていいと思います。
ただ、
「もういい」=「もうどうでもいい」
にしないこと。
本当に頭がいっぱいなら、やっぱり一度帰りましょ!
ただし、捨て台詞はなし!
「今日はもう無理だから、明日話そう」
くらいで十分です。
その日のうちに全部解決しなくてもいい。
時間を置いたら、少しだけ冷静になって、
「あれは言い過ぎたかも」
と思えることもあります。

④ 仲直りしたら、蒸し返さない
そして最後は、仲直りしたあとのこと。
せっかく仲直りしたのなら、できるだけその喧嘩を「武器」にしない。
これも、私たちが大切にしていることです。
もちろん、ふたりが同じ温度感で笑い話にできるようになったのなら、それはそれでいいと思います。
「そういえばあのとき、すごかったよね(笑)」
くらいなら、思い出話になることもあります。
でも、片方がまだ心の中で整理しきれていない状態で、
「そういえばこの前、あんなこと言ってたよね」
なんて人前で出されたら……。
新しい火種になりかねません。
せっかく反省していたのに、
「いや、今それ言う!?」
と、心の中で第二ラウンドが始まってしまうかもしれない。
特に、
「こんなこと言ってたんだよ」
と、詳しいシチュエーションやセリフまで再現するのは、やめておきましょう…
本人にとっては、まだ笑い話ではない可能性もあります。
仲直りしたということは、
「もう大丈夫になった」
ということ。
だったら、その出来事を何度も引っ張り出さずに、そっとしまっておく。
それも、大切な人への思いやりなのかなと思います。
「ふたりって喧嘩するの?」と聞かれたら、ちょっと慎重になる
ありがたいことに、
「はれまるって、ふたりとも仲良しだよね」
「喧嘩しなさそう!」
と、言っていただくことがあります。
そんなとき、私たちはちょっと慎重に答えます笑
そういえば最近プチ喧嘩したけど、今言ったらまるくんどう思うかな?
そういうことを考えていると、自然と口が慎重になる。
そして、相手も同じように配慮してくれていることが伝わってくると、
「あ、同じ方向を向いてるな」
と感じます。
夫婦って、喧嘩をしないことが仲良しなのではなくて、喧嘩をしたときにも「この人とは一緒にいたい」と思えることなのかもしれません。
仲良しなときにこそ「喧嘩したらどうする?」を話しておく
喧嘩の真っ最中に、
「ねえ、喧嘩のルール決めない?」
なんて話すのは、たぶん難しいですよね。笑
だからこそ、仲良しなときに話しておくのがおすすめです。
「もし私たちが大喧嘩したら、どうする?」
「別れるって言葉は使わないようにしようね」
「頭に血が上ったら、一回離れようか」
「私はこんなタイプだから」
そんなふうに、笑いながらでも話しておく。
私たちの場合、10年一緒にいる中で、たくさんの楽しいことがありました。
旅行に行ったり、一緒にご飯を食べたり、くだらないことで笑ったり。
そんな日々の中に、たまに喧嘩もある。
でも、喧嘩のたびに「この関係を壊さないためにはどうしたらいいんだろう」と考えてきたからこそ、今があるのかなと思っています。
大好きな人だからこそ、喧嘩したときにも大切にしたい。
そんな小さなルールを、ふたりで決めておく。
もし今夜、パートナーと仲良く過ごしているなら、
「ねえ、もし私たちが喧嘩したらどうしようか?」
と聞いてみるのもいいかもしれません。
もちろん、そんな話をしたあとも、できれば喧嘩なんてしないのが一番なのですが。笑


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